ご協力のお願い

私たちは病気のメカニズムの研究のため、健康な方の血液を募集しています。

現在、iPS細胞を用いた疾患研究のため血液検体を提供していただける健康な方を募集しています。


血液提供(採血)にご協力いただける方はぜひご連絡ください。

健康状態の聞き取りの上、少量の採血をさせていただきます。

血液の提供には謝礼金をお支払いします。


実験室で健康な方と病気の方の細胞の性質を比較します。


ご協力いただいた方の血液は非常に貴重な試料となります。

ぜひご協力よろしくお願いいたします。


ご協力いただける方は下記までお問い合わせください。


分子・細胞生理学講座    098-895-1108

担当者 高松


(はじめに担当者が募集条件を確認いたします。以下をお読みの上、お問い合わせください。)



内容は以下の通りです。詳細は研究室でご説明します。


研究タイトル:

ヒト人工多能性幹細胞由来神経系細胞を用いた精神疾患の解析研究

ヒト人工多能性幹細胞由来神経系細胞を用いた神経疾患の解析研究


研究目的:

精神疾患(統合失調症、双極性障害、発達障害など)、神経疾患(沖縄型神経原性筋萎縮症、運動ニューロン病、脊髄小脳変性症、変性性認知症など)の病態を明らかにすること


募集条件:

これまでに精神・神経疾患に罹患していない健康な成人

50歳以上の沖縄出身の方(少なくとも祖父母まで沖縄県)が望ましいです

血のつながりのある近い家族に精神・神経疾患の方がいないこと(詳しい情報があると助かります)

男性・女性ともに募集します

なお、琉球大学の学生や職員は参加できません


ご協力していただくこと:

健康状態等の聞き取り、文書による研究参加の説明、同意の手続き(インフォームド・コンセント)、採血を琉球大学大学院 医学研究科 分子・細胞生理学講座で行います。

採血は通常の方法で行い、約20mlです。

謝礼金は1万円です。


頂いた血液検体の使用方法:

血液からリンパ球を取り出します。リンパ球はまず凍結し、研究のために保存します。

リンパ球から多能性をもつiPS細胞の作成と、さらにiPS細胞から神経系の細胞へ分化させる技術によって、提供を頂いた細胞を用いて精神・神経疾患の研究を行います。




なお、この研究はあくまで血液を用いて研究室で調べるものですので、ご協力にあたり健康上の不利益はありません。採血は通常の方法で行い、採血にともなう身体の危険性はほとんどありません。また、健康状態や連絡先などの個人情報は、匿名化などの個人情報を守る工夫を行い、管理を厳重に執り行うことで防ぎます。本研究は琉球大学の人を対象とした医学系研究倫理審査委員会で承認されています。